言いたか放題

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韓国徴用工判決、日本の反応ゆるい

 昨日の判決を受けて、今日も河野外相がインタビューに答えていたが、単なる経済摩擦の二国間協議について答えているような感じだた。政府にとってはそれくらいの問題意識なのだろか。仲間と話しをしていても、事の重大さが全く分かっていないというか、能天気だ。政府が発するコメントのニュースを聞いて雰囲気を感じとっているのかもしれない。
 日韓外交の根幹を揺るがす今回の判決。期待するやお願いしている、見守っているなどという次元の問題ではないだろう。日本はこれからこうする、このように対応する、韓国にはこれを求め、受け入れられないならこのような措置をとる、などと具体的に強硬な姿勢をみせるべきだ。韓国の最高司法が下した判断だ。日本がお願いして、韓国政府が動いたところでどうにもならないことくらい分かりそうなものだ。判決は覆らないし、法は粛々と執行される。お願いしている暇も、見守っている暇もないはずだ。
 日本がやらなければならないことは、直ちに対抗措置をとることだ。そこまで緊急、重大な事案だということが政府のコメントからは感じられないんだよな。政府内には、最悪の事態を何とか回避しようと模索している動きもあるかもしれないが、それは韓国政府がやるべき仕事で、日本は対抗措置を速やかに実行すること。この中で韓国側から回避措置の協議依頼があれば応じればいい。あくまでも、事態を引き起こしたのは韓国だということを肝に銘じることだ。