言いたか放題

何にでもひとこと言わせて下さい。

徴用工判決。日本は早く対抗策を実行せよ。

 徴用工判決がでて、2日が過ぎた。声明出したり、毅然と対処するといったりしているが、いまだ具体的な対抗策は表明されていない。実は何も対抗策を考えていなかったのではないか。10月30日に判決が出されることは分かっていたので、政府は判決による対応をシミュレートしていたはずだ。今の時点でそれが、具体的に表明されないということは、対抗策が未だ決定していないか、そもそもが、こんな判決が出るとは想定していなかったので検討もしていなかったということか。であればそれは政府の怠慢だ。これがアメリカだったら、判決を受けて即座に報道官が対抗策を含めた声明を発表する。それは「やるならやってみろ、こちらにもそれなりの対抗策があるぞ」と脅しをかけているようなものだ。しかし、これが国益を守ることだ。
 一方、日本は、「けしからん、韓国に対応を求める、裁判所に訴える」などといっても、具体的な制裁については言及しない。どこまで本気で怒っているのかわからない。裏で妥協点でも協議しているのか。日本は慎重すぎるというか、臆病というか、ここというときに肝心な一発を発しきれない。安倍政権だけではなく、これまでの日本政府がそうだった。
 もう大概で外面を気にしなくていい。戦後からこれまで、日本は世界の安定の為に十分すぎるほど貢献してきた。アメリカのように国力をバックに、わがままを通せといっているのではない。条約を反故にするという国際法違反をやられたのだ。いつもヘラヘラと笑っているんじゃない、日本は本心から怒っているんだということを世界に見せつけろ。