言いたか放題

何にでもひとこと言わせて下さい。

徴用工判決、差し押さえ手続き開始。日本も言葉だけではなく動かないとダメだ。

 徴用工判決を受けて、原告団が資産差し押さえの手続きに着手した。佐藤正久外務副大臣は自身のツイッターで、「事実ならこれまで日本政府が主張している通り、日本国企業を守るためにも看過できない動きだ。手の内は晒(さら)せないが守らねばならない。韓国政府が何も対応措置を取らないのも極めて残念」と投稿した。
 日本政府は、資産の差し押さえは韓国の公権力が行うもので、公権力が動かない以上、対抗措置を講じるつもりはないという。しかし逆に、公権力が動かないように何らかの措置で牽制することは必要ではないか。守り一方でいるよりも、ジャブを出して来たら、こちらもジャブで距離をとる。ストレートを打ってきたら、よけてフックを返すとか。それでも相手がアッパーやフックなど渾身のパンチを打ってきたら、こちらも「幻の右」を出す。段階によって対応を変えることが大事。結果的に相手をKOしたとしても、こちらも相手のパンチで眼を切ったりすると、完治までにはそれなりの時間を要する。こちらが負傷することなく、相手をKOもしくはRSC(レフリーストップコンテスト)に持ち込むのが試合巧者だ。
 手の内は一つだけではないはずだ。伝家の宝刀は取っておくにしても、韓国の動きに合わせて、それなりの対抗措置、それも急所に効くような措置を小出しにする。これで日本が伝家の宝刀を抜いたら韓国は終わりだと思わせるように仕向けるのが外交だ。外交は武器を使わない戦争だ。自分から積極的に動かない勝利はつかめない。わかったかね河野君!