言いたか放題

何にでもひとこと言わせて下さい。

日米韓の防衛協力という幻想を捨てよ。

 日本は、いつまで日米韓防衛協力の幻想に取り憑かれているのだろう。慰安婦問題、徴用工問題、レーダー照射問題、竹島問題、竹島近海での軍事演習。挙げればきりがない。これらは今にはじまったことではない。長年にわたる不信感が、堰を切ったように現象化したにすぎない。
 日本は、北朝鮮による朝鮮半島有事に対処するため、アメリカを核にした3国防衛協力が不可欠との立場で、韓国とは関係悪化を避けてきた。かなり自制して来たと言ってもいい。しかし、韓国は日本の姿勢を逆利用して、日本に高圧的、不法な態度に転じた。
 今の、悪化した日韓関係を見ると、防衛協力などできる環境ではない。仮に、関係が悪化していなければ、日韓の不信感が払拭できたかというと、そうでもない。つまり、お互いの不信感は歴史であり、宿命なのだ。たから、この現実を冷徹に見て、日韓の関係を考えなければならない。
 日米韓の防衛協力という幻想を捨てたらどうか。そうすると、韓国に対する対抗措置もとりやすくなる。